先日新たに借りた畑は、元々水田で、水はけが悪い部分もあります。
今日は、土の状態を調べるため、穴を掘ってみました。
水はけが悪い所の土は、20cmの表土の下に赤土の粘土層があり、さらにその下にはドブの臭いのする粘土層がずっと続いていました。
これは水はけが悪いために、窒素などの肥料成分が腐敗してる状態で、これでは作物は正常に育ちません。
水はけの悪いところから、良いところに向かって、穴を掘っていくと。。。
灰色に見えるところは、ドブ臭のする腐敗層です。
灰色の腐敗層は見られませんが、粘土質で臭うと少しドブ臭がします。
粘土質ではなくて、塊も触ると崩れる状態です。
臭いもドブ臭はしません。
面白いのが、畑に生えている草の種類が、この表土下の腐敗層の有無によって違うのです。
画像手前の緑の部分を掘ると、粘土質の層があるのですが、画像奥の赤紫っぽくなっているところはどこを掘っても粘土質の腐敗層がないのです。
とりあえず、この腐敗層を改善しなければ、いい野菜はできないでしょう。
そのためには、やはり微生物の力が必要です。
そして、腐敗層だけでなく、総じて、表土(耕土)下が固いので、よい野菜を作るには団粒化を進めなければならないでしょう。
ちなみに赤紫っぽくなっているところに生えていたのはこの草です。
アキメヒシバでしょうか。
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