当農場では、すべてではないですが、きのこでの土づくりをしています。
きのこ菌の力で畑を肥やすのです。
シイタケ農家で廃棄される菌床をもらって、畑にいれています。
本来捨てられるものを使って、土を豊かにし、野菜を作ります。
エコ農業です!!
これがシイタケの廃菌床です。
きのこの菌床は肥料ではありません。菌床の基質であるオガコが畑の微生物のエサとなるのです。
また、キノコの菌床を畑に入れる大前提として、無化学肥料、無農薬の栽培が必須です。
それは、せっかく入れたキノコ菌が化学肥料や農薬で死んでしまうからです。
キノコ菌が死んでしまったら、土づくりは失敗します。
砕いた菌床を畑にすきこみました。
この後、パン用の小麦をつくる予定です!
コメントをお書きください
はたこ (月曜日, 07 11月 2011 10:37)
きのこ菌で土づくり!!?
へー(@_@)って驚いてしまいました。
もしキノコ菌が死んでしまったら、土にはまだ農薬や化学肥料が残っているっていう指標になりますね。
あるとき原木を畑に投げていたら、ふと気が付けば畑の隅でシイタケが生えている・・・・なんてことはないか(笑)
農場長 (木曜日, 10 11月 2011 18:40)
残留農薬や、化学肥料で作ってきた畑に、菌床をいきなり入れても、畑はよくならないようですから、確かに指標になるかも知れませんね。
畑にシイタケは生えませんが、よくわからない小さなキノコは生えますよ。
moon (月曜日, 12 5月 2014 15:37)
はじめまして
自然農法のキーワードで検索しました。
年金生活者です。
昨年から、畑(20坪(無料)・10坪(有料)・10坪[無料・今年])を借りて、有機栽培をしております。
今年借りた10坪は、田んぼの休耕地で、夏場は水がいっぱいなので「さといも」をしています。そこの休耕田を60坪ほど追加で借り、「自然農法」をしようと考えて調べております。
隣の田んぼとの「あぜ」が低く、夏場は水が流れ込んでくるようなので、
(1)土を40cmほど積み上げて、囲いを作る。(水の流れ込み防止)
(2)総社市シルバー人材センターで「剪定チップ」(軽トラック1台分で400円)入手・・・キノコ菌のエサになるようですので、撒いてみようかと思います。
(3)廃菌床は、どこにお願いすれば、安く手にはいるでしょうか?
また、キノコ栽培で使用済の廃棄予定の原木も手に入るでしょうか?
下名、倉敷市在住です。
ご多忙中、恐縮ですが ご教授お願いいたします。
農場長 (金曜日, 16 5月 2014 17:04)
moon様
当農場では有機JASの認定を受けるため、現在は廃菌床を使った栽培は行っておりませんが、わかる範囲でお答えいたします。
廃菌床は御津あたりのキノコ栽培農家を当たれば手に入ると思います。軽トラ一杯500円程度ですので、ガソリン代の方が高くつきます。
廃菌床を使う上での注意点は水没させないことです。キノコ菌がおぼれ死んで腐敗します。隣が田んぼで水が流れ込むような農地なら止めた方が無難です。どうしても入れたい場合、土を積み上げるよりもユンボで深い溝を掘るといいと思います。
使用済みの原木も原木しいたけ農家を当たれば分けてもらえると思います。