1か月ぶりの更新となってしまいました。(^-^A)
なかやま農場の近況をまとめてご報告します。
3月28日
倉庫の屋根が完成しました!
住宅にも使われるカラーベストという屋根材を使ったので、見栄えのある屋根に仕上がりました!
4月2日
これがごぼうの種です。
4/2にまいて、2週間経ってやっと発芽しました。
なかやま農場の農場はすべて元田んぼを借りて、土づくりをしているので、耕土が浅いので、
長いごぼうは作れません。
なので、30㎝ていどの短いごぼうの品種の種をまきました。
ごぼうは長いと買い物袋に入りきらないから、短い方がいいって人は多いんじゃないでしょうか。
4月3日
台風並みの春の嵐によって、農場のビニールトンネルが無残な姿に、、、(´Д⊂グスン
それにしても凄い風でしたね。
台風の被害が少ない岡山でも今回の嵐では瞬間最大風速33.7mを記録!
自然の力って恐ろしいです。
4月4日は嵐の後始末に終始しました。
時給0円の農作業です( ´Д`)
4月5日
11月に種まきしたエンドウたちが無事に今年の寒い冬を越しました。
エンドウって寒さに強い植物なんです。
今回はキュウリの後に、不耕起で種をまきました。
不耕起は読んで字のごとく、土を耕さずに野菜をつくる方法です。
省エネにもなりますし、固い土に根を張るので、丈夫な野菜ができるメリットもあります。
もちろん、不耕起に向かない野菜(例えば根菜類)もあります。
エンドウは問題なく大きくなってますね。
春になって気温が上昇してくると、ぐんぐんつるが伸びてくるので、ネットを張ってあげました。
4月7日
4月3日の春の嵐によってビニールトンネルが吹っ飛んだので、トンネルを撤去してたのですが、4月8日に気温が低下して霜が降りそうだってので、レタスなどの葉物野菜に防霜対策のベタロンという資材をかけました。
4月8日は予想どおり、霜が降りて、朝畑は真っ白でした。
4月9日
じゃがいも畑です。
前日の霜の前に黒マルチの下でじゃがいもが発芽し始めていたのですが、
マルチを破って芽を見てみると、やはり霜で芽がやられていました。( ´Д`)
といってもこれも想定内です。
じゃがいもの芽は一度やられても、他の芽が次からでてきますから。
ただ、次にまたやられると、さすがに収量が低下すると思いますが。
4月13日
せっかく発芽してた大根の芽が虫に食べられていました。
いくら有機物で健康に育てるにしても、幼いころの野菜には虫に打ち勝つ力はありません。
幼い野菜を狙い撃ちする悪い虫たちから野菜を守るのは難しいです。
しょうがないので種をまき直しました。
4月14日
トマトとカボチャの苗です。
日中は温度が上がり過ぎたり、夜はまだまだ寒かったりしますので、
苗づくりは温度管理が大変です。
ある意味、1番手のかかるのがこれです(笑)
画像では「箱入り」になってますが、やんちゃです。
機嫌がいいときはかわいいんですが、ぐずりだすとイライラしちゃいます。
子育てってほんと忍耐、忍耐、精神修行ですね。
11月にまいたパン用小麦の穂が出始めました!
画像の中心に穂が見えます。
こちらはほとんど、手をかけずに放任で育ててます。
ここまでほぼ無肥料ですが、この後、パンづくりに欠かせないたんぱく質含量を上げるためにボカシと有用菌培養液をあげる予定です。
収量は期待してませんが、この小麦でどんな味のパンが出来上がるか楽しみです。
4月15日
去年の10月に種播きした越冬ニンジンです。ニンジンらしいいい香りのするニンジンです。
子供にも好評です!
子供が食べるか食べないかで、ニンジンの善し悪しがわかるって気がします。
子供の舌は敏感で、正直ですから。
カボチャの直播き(じかまき)です。
苗づくりもしてますが、畑に直接まいて、省力栽培も可能です。
直播きは発芽に必要な地温を上げておくのがポイントで、黒マルチであらかじめ土を温めておきます。
さらに写真のように苗帽子をしておくと完璧でしょう。
この苗帽子、意外に高いんですよね。ホームセンターで1個150円ほどします。
今は色々試して、コストと効果に見合った栽培方法を模索しています。
稲の苗づくり用の苗代を準備しました。
去年はトロ箱に苗を作りましたが、今年は1反半ほどつくるので、苗代でやってみようと思います。
稲作りは去年の小規模栽培の経験しかないので、規模拡大する今年も手さぐりでの作業です。
収量は少なかったですが、去年自分でつくった米は本当に美味しくて、毎日毎日食べる主食の米が美味しいってのは何よりの幸せです(*´∀`)
美味しいものを食べると幸せホルモンはでるそうですね!
我が家は幸せホルモンでまくりです。
今年の秋には販売用の米も準備できると思いますので、数に限りはありますが、宅配会員の方は楽しみにしていてください。
4月17日
雨除けハウスに巻き上げ式のサイドビニールを取り付け、ナスとトマトを少量早植えしました。
去年より早く、ナスやトマトが食べられそうです。
苗は、残念ながら自作のものがまだ小さいため、近くの農業高校で販売されている苗を植えました。
ホームセンターの苗に比べ、しっかりしていますので、いいものができます。
ナスやトマトは、根の近くには肥料分は与えず、ナスとトマトの間に溝を掘り、そこに米ぬかと、ボカシ肥料を埋め込んでいます。
こうすることで、ナスやトマトが必要な分だけ、肥料のあるところに根を伸ばし、吸収するので、肥料過剰で病気が蔓延したりすることが少なくなります。
また、去年同じハウスでトマトを作っているのですが、一般に同じところでトマト、ナス、ピーマンといったナス科の野菜を連続してつくるといいものが作れない(これを連作障害という)のですが、有用菌のつまったボカシ肥と培養液で連作障害を抑える予定です。
通常のトマト農家さんは、ハウスの土を土壌消毒したりしてますので、土の中のいい菌も悪い菌も皆殺しです。菌のいない土でトマトを作るには農薬と化学肥料に頼るしかないのが通常の栽培なのです。
4月18日
気温が上がってきて、野菜も大きくなりますが、それにも増して成長著しいのが雑草たちです。(+_+)
玉ねぎ畑も雑草が繁茂し、玉ねぎも少し元気がありません。
手作業での草取りは大変手間ですが、気候のいいこの季節は草取りも気持ちのいい作業です。
草取りは除草剤を使わない農家の宿命ですから、できれば楽しくやりたいものです。
ipodで音楽を聴きながら、ふとまわりの山を眺めたりしながら、草取りを堪能しました。
4月8日の霜に芽をやられたジャガイモも元気に青々とした芽になってきました。
春の新じゃがの収穫は6月になってからです。お楽しみに(^-^)
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