6月7日
じゃがいもを収穫開始。地上部が枯れてきたところから、順次収穫します。
画像のじゃがいもは「キタアカリ」。栗じゃがの異名をとる、美味しくて、香りもいい品種です!
煮崩れしやすいので、長時間煮込む料理には向いていませんが、ポテトサラダやじゃがバター、粉ふき、スープなどにするといいでしょう。
カロチン含有量が高く、ビタミンCは「男爵薯」の約1.5倍近く含まれていますよ!
ミニトマトじゃないんです。じゃがいもの実です。
芋がたくさんつくように品種改良した結果、実をつけないのが普通なのですが、じゃがいもも花が咲いた後に稀に実がなるのです。去年につづき今年もできました!
春から初夏までの気温が高い年は開花量も多く実をつけやすいみたいです。
6月10日
程度のいい中古のバインダー(稲や麦を刈って、紐で束ねてくれる便利な機械)を探してて、やっと見つかり、遅くなってしまったけど、麦の収穫をしました!
刈り取った麦をはぜがけしました。
周りの田んぼは田植えの時期ですが、なかやま農場の麦畑はまるで秋の風景です。
梅雨に入ってしまったので、うまく乾くか心配ですが、収穫が遅かった分、すでにある程度乾いてるみたいなので、大丈夫でしょう。
去年まで耕作放棄されてた田んぼを再生させました!
今年は使ってるトラクターの年式が古いので、故障のリスクが高いと教えてもらったので、代かきはお世話になってるベテラン農家さんに頼みました。
代かきが済むと一気に田んぼらしくなりました!
ちなみにこれが以前の耕作放棄状態の田んぼです。
草を刈り、何回も耕運し、善玉菌微生物を増やしてきました。
耕作放棄地を田畑に再生するのは、エネルギーが要ります。
整備された田んぼでさえ、農家の高齢化により、管理できないところが出てきている中、
一度放棄された田畑を再生するのは本当に意味のあることです。
日本の農家は高齢化により、平均年齢が60代後半、日本全国に耕作放棄地が増加しています。
若い人が夢をもって就農できる環境をつくって行かなければ、今の高齢の農家がいなくなる20年後には日本の農業は成り立たないでしょう。
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