6月14日
田植機で田植を行いました。
知り合いから譲り受けた4条植えの田植機で、だいぶ旧式らしいのですが、十分使えました。
去年は手植えで行ったので、機械の効率の良さを身をもって体験できました。
田植機を新品で購入すれば、同じ4条植えの乗用タイプで100マンはするようなので、費用対効果(コストパフォーマンス)が得られるのは大面積の大農家だけでしょう。
なのに、小さな農家さんも普通にみんなきれいな田植機を持っているので、これでは農家は儲からないわけです。
費用対効果も考えずに農協に言われるがままに大型農機を買って赤字になってる従来の農家にも、個別所得補償で税金をばら撒いているようでは日本の農業の未来は明るくはならないでしょうね。
6月15日
じいちゃんと孫の作業風景です。
空き時間や子守のついでに、少しずつジャガイモを収穫しています。
農業は親子3世代が協力し合いながら、ともに過ごせる貴重な職業だと思います。
子育ては親と子だけで行うよりも、じいちゃん、ばあちゃんと行う方が、何かといいです。
少子高齢化対策としても、若い子育て世代が親と同居で農業を始める環境を整えるというのも効果的だと思いますね。親世代は老後の心配が減りますし、子育て世代も育児ストレスが減りますし、日本の農業の未来のためにもなりますから、一石三鳥です。
6月18日
台風4号が6月としては8年ぶりに本州上陸するということで、なかやま農場もはぜがけで乾かしていた小麦を急いで脱穀しました!
中古で買った大分のハーベスタ(脱穀機)が昨日岡山に着いたので、ギリギリの脱穀作業となり、脱穀が終わり間もなくして、雨が激しく降り始めました。
ちなみにこのハーベスタは送料込みでなんと5万円弱!!
費用対効果抜群です。だたし壊れなければですが(^-^;)
なぜこれほど安くこのハーベスタが手に入るのかというと、旧世代の機械だからだと思います。
このハーベスタ(脱穀機)と、6月10日に登場したバインダー(収穫結束機)の機能を組み合わせた(combine)のがコンバインで、今は稲や麦の収穫はコンバインで行い、乾燥機で乾燥するのが普通です。
バインダーで収穫して、はぜがけして天日で干して、ハーベスタで脱穀するという方法をしている農家があまりいないので、ハーベスタの需要がなくなって、安く手に入るのでしょう。
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