無農薬で野菜を栽培する上で、もっとも手間がかかるのが雑草対策です。
雑草は光が当たらない状態では生えてきません。
なので基本的に「ビニールマルチ」という資材で野菜をつくる場所、畝(うね)を覆います。
一般的にはビニール製なので、使用後はゴミになりますし、端や植え穴から生える雑草のせいで剥がすのもそれなりに手間のかかる作業になります。
そこで、この画像のマルチなんですが、主原料はとうもろこしのでんぷんと生分解性樹脂なので、使用後はそのまま耕運してしまえば、微生物の働きで分解されるのです。
環境にもいいし、手間もかからないのですが、コストは通常のマルチのなんと4倍!!!もするのです。環境にいいものを使いたいのはやまやまですが、コストを無視した農業では持続できません。
もう少し野菜の価格が高ければこういった環境にやさしいものを使って農業ができるんですけど。
相変わらずデフレのせいなのか、景気が悪いせいなのか、野菜の単価は安いんですよね。(;´~`)
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