久しぶりのブログ更新となりました。
この1カ月は少々疲れました。
というのもこの夏は雨が本当に少なくて、畑が乾きに乾き、水やりに追われる毎日でした。
9月に入り、少しずつ雨が降る回数が増えてきて、ほっと一息といった感じです。
それでは簡単に最近の農場の様子をまとめてみました。
8月25日
6月に脱穀した小麦を石臼で製粉してホームベーカリーでパンを焼きました!(焼いたのは妻です。)
石臼での製粉なので、小麦の皮の部分(ふすま)が多く混じるので、中も割とブラウンな感じのパンです。焼いたときの香りがいいです!そして味もしっかりとして、なかなかイケます!ヽ(´∀`)ノ
実は、最初、こだわって天然酵母を使って焼いてみたんですが、天然酵母自体の扱いが難しく、石臼製粉でふすまが多く混入している上に、パンが膨らむのに大切なグルテン含量がやや少なめな小麦の品種のせいか、うまくふっくら焼けませんでした。
今回のは市販のドライイーストを使って焼いてますが、安定して美味しく焼けるので、よしとしました!
8月30日
耕作放棄されてた田んぼの草刈りを8月初めに行いました。
そして繁茂していた雑草たちを分解するために善玉菌を散布し、十分耕運しておいたところに、レタスを植えるために畝をつくりました。
放棄されてた田んぼが再生するのは本当に気持ちのいい仕事です!
大変ですけど、、、(^-^;)
9月6日
遅植えのスイートコーンを順次収穫してますが、虫にやられています。
これでは売り物にはならないので、息子のおやつに。
美味しそうに食べています!
夜は当農場の野菜の天ぷら祭り!(*´∀`)ノ
やはりうちの野菜の天ぷらはサイコー!!
ついでにあげてもらったフライドポテトも「北海こがね」というフライドポテト用に品種改良されたジャガイモを使ったこだわりの逸品!マッ○のポテトとは味が違います!
9月7日
コシヒカリの穂の頭がだいぶ下がってきてます!
9月下旬には早くも刈り取りです!
一方中晩生の品種の「にこまる」はまだかなり若い感じです。
こちらは10月中旬頃の刈り取りになります。
「にこまる」は九州生まれの新しい品種で、コシヒカリ並みの良食味米で、暑さに比較的強い品種だそうです。温暖化が進む昨今、暑さに強い品種が今後の主力になってくると思っています。
今回実際に食べてみて、にこまるが美味しければ、にこまるをなかやま農場の主力品種にするつもりです。
なかやま農場では、はぜをつくって天日干しをするので、品種を分けて作ると作業を分散させることもできます。
9月10日
田んぼの近くにイノシシが出たという情報も入ったので、急いでイノシシ対策の電気柵を設置しました。
刈り取り近くのこの時期にイノシシにやられては稲作りの苦労が水の泡ですヽ(`д´;)/
干ばつ、台風、イノシシなど、農業はリスクがいっぱいです。
農作物の価格は明らかにこのリスクを織り込んではいません。
これでは農家が減る一方なのは仕方がありません。
自然環境を保全し、新鮮な食べ物を供給する農業という、国の根幹を担う産業を、みんなで支えていく気持ちを一人一人が持たなくてはいけないと思います。
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