3月5日
寒い冬が終わり、急に暖かくなってきました!
レタスのビニールトンネルの中に春を発見!
3月8日
農家でない人は実感がないかも知れませんが、今年の冬は雨が多かったです。
雨が降らないと困るのですが、頻繁に降られると土が湿りすぎて、耕しにくくなってしまいます。
好天が続いて、土が適当に乾いた時を狙って耕運し、堆肥などの肥料を撒きました。
当農場では、善玉菌の働きを高めたり、土を柔らかくして、根を深く張れるようにしていますので、堆肥や肥料の量は一般的な量に比べて半分以下にすることが多いです。
冬は善玉菌の活動も低下するのか、あまりに少ないと養分不足が起こってしまい、収穫できないこともありましたので、冬はやや多めにした方がいいのだと思います。
生育の悪かったコマツナなどを浅く耕運して善玉菌たちのエサにします。
コマツナの残渣(ざんさ)をエサに善玉菌が増え、善玉菌が次の野菜の栄養分を供給するのです。
秋に植えたイチゴの苗にビニールマルチを張りました。
苗を植えるときに張る人が多いのですが、面倒でもこの時期まで張るのを待った方が、冬の寒さを逃れるように根が深く張るので、美味しいイチゴがたくさん採れます。
3月13日
キャベツの葉が食べられ、まわりには糞がいっぱい!!
ヒヨドリにやられましたーーー!!
赤銀の防鳥テープを張っても効果はなし。
3月16日
レタスもヒヨドリの食害に遭いました、、、、
厳しい寒さを乗り越えたかわいいレタス達が無残な姿に、、、。
テンションが下がりまくりです、、、。
3月17日
あまりにヒヨドリの被害が続くので、ヒヨドリの好物のキャベツにはやむなくネットを張りました。
全国的にヒヨドリの被害が多くなっているみたいです。
イノシシ、カラス、サルなどの害獣被害、異常気象、TPPも含め農業の経営環境は厳しさを増していくばかりです。
3月19日
この時期にしては異常なほどの気温上昇!!
霜、低温対策のビニールトンネルは、まだまだ寒さがぶり返すはずなので、取り除くことはできないので、裾を大きく開けて換気して気温の上昇を抑えなくてはいけません。
大変な手間です。
香川のレタス産地では高齢化でこの作業ができなくなりつつあり、生産量が落ちています。
年明け頃のレタスの高騰は生産量が落ちてきているせいで、需要と供給のバランスが崩れていることも原因なのでしょう。
労力やコストに見合った価格が維持できなければ、農家数の減少は必然です。
TPPにより安い農産物が大量に入ってくれば、日本の農業が衰退するのは確実です。
画像の左奥に映っているのはヒヨドリ対策のカラスの模造品で、とりあえず様子見です。
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