このホームページ以外のところでブログを書いていた時期もあったので、およそ2年ぶりのブログです。といってもfacebookで何かしら書いていたりするので、そんなに間があいた感覚はないですね。
現在、なかやま農場自体は、少し停滞気味です。それは活動の幅を広げているから。
何をやっているかというと、自分の住んでいる町のために何かしらの行動を起こしています。
具体的に言うと、地域活性化を目的とする一般社団法人あしもり遊学舎を仲間と共に作り、アヒル農法という持続的な循環型の米作りを通じて、地元の子供たちに田植えや稲刈りといった米作りの経験の場を提供したり、アヒル肉のくん製体験イベントを行ったり、改修した古民家を使って不定期BARを開催し始めました。
さらに、新たに古民家のリノベーションして、地域の障がい者グループホームの食材提供事業と、地域住民が顔を合わせて一緒に晩ご飯を食べるキッチン事業を展開する予定です。
なぜこういった事業を私がやろうとしているかというと、一番は自分の住んでいる町を良くしたい、そして、より良い状態で未来の子どもたちにつなげることが今を生きる私たちの役割だと思うからです。
今私たちが便利で豊かな社会を生きることができているのは、先人たちの努力と働きの結果です。そして、今を生きる私たちはこの便利で豊かな社会を使い古すだけではダメです。より良い状態に発展させ、子どもたちの世代に引き継ぐことこそが私たちに与えられた使命と言えると思うのです。
自分という存在を育んでくれた町に感謝し、恩返しをする。当たり前に昔の人達がそれこそ何千年もそうやって生きてきたのです。
グローバル化により、国境を越えてどこへでも行け、どこでも活躍することができる世の中ですが、過去の偉人が語るように地に足をつけて生きることこそが王道であり、そのためには自分の故郷を大事にする気持ちを失ってはならないと思うのです。