地域活性化には、なるべく地域で生産されたモノやサービスを消費することで地域内にお金を滞留させ、地域内経済循環を維持することが重要ですが、そのために欠かせないものがあります。
それが、地域の人と人とのつながり、コミュニティの大切さです。
経済は人が行う活動であり、あいまいで不確実なものです。
人は必ずしも経済合理性だけで消費を行いません。
消費は人と人との関わりに左右される面が大きいのです。
「○○さんが作ったものだから、買おう!」
「品質がどちらも同じなら○○さんのにしよう!」
「○○さんとは付き合いが長いから、ぜひ○○さんに頼もう!」
地域内の人と人との関係性が多い人ほど、地元の商品を買う傾向が強いことがアンケ―ト調査からわかっています。
もちろん、経済的なものだけでなく、困ったときに助け合うこと、協力し合って地域の課題を解決すること、子どもたちにより良い未来を残すことにも人と人とのつながりが欠かせません。
地域活性化には、何より人と人とのつながり、関係性、コミュニティが大切なのです。