先日、娘が学校から帰って調子が悪くなり、翌日学校を休ませました。
熱は午後には下がったのですが、鼻水や咳が出るため、次の日も休ませました。
岡山ではコロナ陽性者も稀で、味覚や嗅覚もあり、症状として鼻水が多かったので、新型コロナではなくただの風邪だろうと思います。
スコットランドの大規模調査によると、子供たちがウィルスに暴露することによって大人が保護される(感染率や入院率が低下する)とのこと。
社会にとって子供が風邪を引くことは大人を守ることにつながるのが科学的真実です。
さて、上の息子も昔そうだったのですが、娘は今、野菜があまり好きではありません。
有機農家として、子供が野菜を食べてくれないことは、他の親よりも残念な気持ちになるのですが、無理に食べさせても嫌々食べてもらうのでは、作り手としては嬉しくありません。
息子は今は普通に食べてくれるようになったので、子供には野菜が苦手になる時期があるのではと解釈しています。
学校を休ませた2日目の昼ごはんのメニューは、栗ごはん、豆腐とナスとインゲンの味噌汁、アジの干物、オクラのお浸し、ベビーチーズでした。
子供が好みそうなメニューではないのですが、娘はオクラのお浸しを一気に平らげ、他のメニューもきれいに完食してくれました。本当に美味しかったのでしょう、「美味しかった!」と言っていました。
おそらく、ウイルスとの戦いで様々な栄養素を消費したことで、身体が失った栄養素を必要としていたからではないかと思いました。身体の様々な免疫細胞の働きにはビタミンもミネラルも必須です。
若くしてコロナにかかり重症化する人もいますが、食生活が乱れ、ウイルスとの戦いに必要な栄養素が得られなければ、若く基礎疾患がなくてもウイルスに負けてしまうのではないでしょうか。
都市生活での若者の一人暮らしでは、今日の我が家のお昼ごはんのメニューはある意味非常に貴重なものになってしまっていると思います。
食べることは生きること。
健康の源は食ベ物だという当たり前のことを見直すこともコロナ禍では必要なことだと思います。