なかやま農場の成長の証 日々の農作業や業務をレポート!
2011年
2月
28日
月
27日にやっとジャガイモの種芋の植え付けができました。
もう少し早く植え付ける予定だったのですが、雨や雪の影響で植え付け予定の田んぼの土が乾いてなかったのと、倉庫の土間打ちを雨が降る前に一気にやってしまいたかったので、2月末ぎりぎりになりました。
一般には3月植え付けでもいいのですが、できればジャガイモの後作に米を作ろうと思っているので、早植えしたかったのです。
ちなみに植え付け後に黒ビニールでマルチしてあげると、地温が上がり生育が早まり、梅雨時期でも比較的乾いた状態で収穫できるので貯蔵に好影響となります。もちろん雑草の防除にもなり一石三鳥です!ヽ(´∀`)ノ
今回植え方を、有機農業家の金子美登さん流の切り口を上にする方法と、従来通りの切り口を下にする方法の2通り試しました。金子さんの切り口を上にすると、芽が伸びる方向が下に向くので、勢いのある芽だけが地上部にでるようになるので、病害虫に強くなり、芽かきの労力も軽減するようです。
それにしても土間打ちで筋肉痛がMAXの状態での畝立て作業はかなりキツかったです。( ´Д`)
2011年
2月
26日
土
家の敷地に農業用倉庫を作り始めました。
今週ほぼ毎日の作業で、父に4日目以外連日手伝ってもらい、5日目の生コン打設には伯父さんにも手伝ってもらい5日間で土間打ちが完了!\(^o^)/
ネットで調べると、ある業者は土間打ち1平米あたり12000円で請け負っていたので、今回の倉庫の床面積が37平米なので、外注したら約44万!!!
今回の土間打ちの材料費が約12万、新たに購入した道具類が2万くらいなので、人件費除けば30万の経費が浮いたことになります!(☆o☆)
以前は農家の人を「百姓」と呼んでいました。
「百姓」は元々は庶民を示す言葉であったのが、いつしか農民をさす言葉になったそうです。
昔の農家の人は米や野菜づくりだけでなく、大工や左官仕事、食品加工(味噌、醤油、漬物etc.)、畜産、炭焼き等、なんでも自分でこなしていました。
だから私は「百姓」は「百の仕事ができる人」という意味だと思っています。
今回の土間打ちを自分でやったことで、「百姓」に一歩近づけたような気がしました。
2011年
2月
18日
金
2月11日に播いたカボチャの種から芽が出始めました。
ちょうど一週間目での発芽ですね。
まだ半分くらいの発芽ですから、成功とは言えませんが、初の温床育苗なので無事芽が出たことが素直にうれしいかったです!ヽ(´∀`)ノ
2011年
2月
14日
月
気温が低くなったところに前線をともなった低気圧が通過して、瀬戸内にも雪が積もっています。
先日の雪が今年の一番なのかなと思いきや、今日の方が上のようです。
朝から夜までずっと降っていますね。
庭に設置してある苗用の簡易ビニールハウスの屋根にも雪が積もるので、何度か雪かきをしました。
簡易なハウスなので、あまり積もり過ぎると支柱が折れるかも知れません。
今日はバレンタインデーということで、妻がチョコレートケーキと豪華なディナーを作ってくれました!
チョコレートケーキは画像がありませんが、お店のケーキ並みに美味しかったですヽ(´∀`)ノ
ディナーの付け合わせのサラダは栽培中のものです。
サラダほうれんそうが大きくなってきており、試食してみたのですが、しっかりした歯ごたえがあり、甘みが強く感じられる逸品です!
色も赤みがかかったホウレンソウなので、サラダの彩りにもイイですよ!
気温が上がってくれば、3月初めには出荷できると思います。
2011年
2月
13日
日
自家消費用の秋取りのニンジンもあとわずかになってます。
そろそろ、春取りのニンジンを植えようと雨が降って地面が湿るのを待っていたところで、先日やっとまとまった雨&雪が降ってくれました。
まだまだ気温も地温も低いので、ニンジンを播いた後に不織布をべた掛けして、トンネルをかけました。
これがニンジンの種です。
筋状に播き、1ヶ月後くらいに間引きます。
間引き菜も美味しいです!直売所で売っている人がいますね。
5月に収穫予定です。
今回は販売用もあると思います。いいものができればですが。。。(^-^A)
2011年
2月
12日
土
昨日設置した温床ですが、トンネル内の気温の最低が7℃、最高が30℃、地温は22℃でした。
カボチャの発芽適温には届いていないですが、気温がもっと上がってくれれば問題ないでしょう。
2011年
2月
11日
金
まだまだ寒いですね。
朝起きるとうっすら雪景色でした。
寒い割に雪が積もることがなく、これが今年一番でしょうか。
岡山県の北部は今年は雪が多いようですが。
現在、就農一年目の春を控え、何を栽培しようかと、色々と計画を練っているところです。
どれだけの手間ひまがかけられるかが分からない一年目。
栽培が比較的簡易だと本に書かれていたカボチャは栽培しようと決め、早速、温床用の器材を購入しました。
説明書どおり、断熱材、電熱マット、ビニールの順に敷き、ビニールトンネルを設置しました。
また、センサーを苗床に挿して、温度管理できるサーモも設置しました。
そして、カボチャの種をポットに蒔き、温床に入れて、発芽適温の25℃に設定して完了!
発芽が揃うか楽しみです。(^-^)
2011年
2月
05日
土
暖かくなってきましたので、そろそろジャガイモの種イモの準備をしました。
まずは種イモの購入です。スーパーで売っている食用のジャガイモでも栽培はできますが、ジャガイモは水分含量が多いのでウイルスや病原菌に侵されている可能性が高く、また、放射線を照射して発芽を抑制させているものもあるので、初年度はホームセンターなどで売っている種芋用のイモを使った方がいいです。
収穫した芋を種芋として使う場合、通常はウイルスの影響で年々収穫量が減っていくそうですが、当農場の栽培方法では、ウイルスにやられる可能性が低いはずなので、来年は収穫した芋を試しに使ってみたいと思っています。
ちなみにタキイで予約した芋は3kg2400円もしましたが、ホームセンターでは780円ほどで買えました。送料の違いでしょうかね。品質に違いがなければホームセンターの方がいいですね。
日光に当て、発芽を促します。これを浴光催芽と言います。安定した収量が期待でき、生育を早めます。
ジャガイモは収穫期が梅雨にかかると、イモの保存に影響がでます。
ただし、遅霜に合うと枯れてしまう可能性もあるので、地域の気候や、その年の天候によって調整が必要です。今年は栽培初年度なので、どうなるかわからないので、浴光催芽の度合いを半分ずつにしてみます。
ホームセンターに売っているイモに白い芽がいっぱい出ているものがありますが、植え付けまでに余裕があれば、それは取り除いて、より生命力のある黒っぽい芽を出させた方がいいです。イモはどんどん発芽しますから大丈夫です。
画像の上の黒っぽいのが、食味がよく、ビタミンCの多い「キタアカリ」で、下が、カレーなどに適した煮崩れしにくい「メークイン」です。
2011年
2月
04日
金
2月に入りようやく昨日から寒さが和らいできました。
1月は本当に寒い日が多かったです。
おかげで野菜の生育も悪く、霜によって出荷予定の野菜も出荷できる状態ではありませんでした。
期待して頂いた方には、お詫びを申し上げます。
年末から続くたび重なる寒波の影響で、庭の苗用の簡易ハウスの中も氷点下-8℃を記録するような状態で、レタスの苗もへたっていました。
やはりこの時期はちゃんとしたハウスで暖房を設置しないと苗づくりは厳しいようです。
ハウスは今見積もりを頼んでいるところなので、とりあえずの対策として、簡易ハウスの中にホームセンターで1500円で売っていた小さなハウスを入れてみました。
これで少しは温度が保たれると思います。