なかやま農場の成長の証 日々の農作業や業務をレポート!
2011年
6月
30日
木
梅雨は終わってないというのにこの暑さ。
暑いですねぇ。
昨日は入道雲が遠くの空に見られました。
ブログの更新に勢いがでませんで、すみません。
生活リズムの中にブログ更新が入ってないんですよね。
なんとか7月からはリズムをつくらないては。(^-^A)
さて、なかやま農場の近況報告をします。
6/23にジャガイモの収穫を終えました。
品種はキタアカリ、メークイン、デジマの3品種。
メークインは煮崩れしにくいジャガイモとして、スーパーで人気の定番品種。
名前の由来が「May-Queen」から来ているとおり、秋じゃがより春の方が美味しいです。
キタアカリは知名度は低く、スーパーでもあまり置いてませんが、でんぷん質が多く甘みがあり、「栗ジャガ」とも呼ばれるほどの美味さで、なかやま農場では一押しです。ビタミンCも多いと言われています。芽の部分がピンク色をしているのが特徴ですね。
煮崩れしやすいので、ポテトサラダやコロッケに最適ですね。皮がついたまま、くし切りでポテトフライにするのもおすすめ。
名前の由来は北の大地、北海道で育成され、線虫に強い品種ということで、農家の希望と明るさを表しています。
デジマは秋じゃが向きの品種で、なかやま農場では主に秋じゃがの種イモにする予定です。
白黄色の皮は滑らかで見た目は一番きれいかも。
粉質でみずみずしく、少し煮くずれすることもありますが、煮物やサラダ、揚げものなど用途が幅広い品種です。長崎で品種がつくられており、名前の由来は江戸時代の長崎の出島からきています。
2月のブログにジャガイモの植え方を、有機農業家の金子美登さん流の切り口を上にする方法と、従来通りの切り口を下にする方法の2通り試したと書いていましたが、結果は、切り口を上にすると、イモのできる位置が深くなってしまい、排水の良くない田んぼでの栽培だったため、傷んだイモが多くなってしまいました。
かなり高畝にすればいいのでしょうが、それも大変なので、次回は普通に切り口を下にしようと思います。
ジャガイモの販売ですが今までは、直売所で、ジャガイモがあふれてて、スーパーより安く売られているようなので、直売所には置いていませんでしたが、日持ちもするので、置くスペースがあれば出荷しようかと思いますので、なかやま農場のラベルを見かけたら、よろしくお願いします。もちろん無農薬です。美味しいですよ!!
あと、写真の熟れていないトマトみたいなものは、ジャガイモの実です。
これを見るとジャガイモとトマトが同じナス科なんだと納得できますね。(^-^)
2011年
6月
08日
水
またまた久々のブログ更新となってしまいました。
妻のつわりはかなりよくなったのですが(たまに吐いてます)、
つわりによる体力低下がひどかったので、本調子にはまだまだです。
少しずつ家事もできるようになってきているので、今月はもう少しブログ更新に時間が取れそうです。
今日は、めしべが出始めたトウモロコシのお話を。
私たちが野菜として食べているのは甘みの強いスイートコーンです。
他にはポップコーン、もちもちしたトウキビ、家畜の餌になるデントコーンがあります。
スイートコーンは無農薬栽培が難しい野菜の一つです。
その原因は虫がとってもつきやすいことです。
昔のスイートコーンは今ほど甘くなかったので、虫もそんなにつかなかったかも知れませんが、現在は農薬を使うことを前提に甘みの強いものへ品種改良されていますので、甘みに釣られてなのか、虫がきて、粒を全部食べられることが多いのです。
畑の近所の方から、何をつくるんな?って聞かれて「トウモロコシ」ですって答えると、
「虫がいっぱいくるから大変じゃで」って必ず言われるほどです。
無農薬でスイートコーンが作れたらすごいことなのかも知れません。
なかやま農場のトウモロコシは、今ちょうどおしべから花粉が飛び、めしべが出始めました。
そして、やはり虫が卵を産みつけてるような跡が見られます。
成虫の蛾もいました。
でも、援軍もいました!
無農薬ならではの援軍です!
彼らと力を合わせて、無農薬スイートコーンをつくります!!
あ、あと、カラスやイノシシにも気をつけないといけません。
そしてたまに人間にも?!