なかやま農場の成長の証 日々の農作業や業務をレポート!
2011年
7月
30日
土
今日は近くの安富牧場さんのファーム祭です。
なかやま農場産のトマトとミニトマト、きゅうり、ジャガイモも販売しています。
トマト&ミニトマトも、もちろん無農薬です。
汚泥の入ってない100%木材由来のバーク堆肥と、菌の力が詰まった船穂町産のボカシ肥料(生ゴミや野菜の残渣と米ぬかを発酵させた肥料)を元肥として作った安全性の高いトマトです。
土の上には間伐材のチップを敷きつめ、米ぬかを振り、有用菌の培養液を散布し、病気を予防しています。
雑草も抜いたものをチップの上に置いて、菌のエサにしております。
土づくりの段階ですので、微量元素不足の症状がでたり、トマトは皮の裂果が起きたり、タバコガという害虫がトマトに穴を開けたりと、無農薬トマト栽培はなかなか難しいです。
さすがに完熟させてますので、糖度、うま味はスーパーの流通の段階で熟すトマトとは雲泥の差です。
ミニトマトは条件がはまったのか、見事な成りをみせており、糖度もうま味も上出来です!
スーパーで100g150円程度で売られているようですが、なかやま農場産ミニトマトは140g、150円で出荷しておりますので、ファーム祭に行かれる方はぜひご賞味下さい!
2011年
7月
04日
月
無農薬でのスイートコーン栽培はやっぱり虫がすごいです。(+_+)
ほっといたら、大量のイモ虫が実を全部食べ尽くすでしょう。
今発生してる虫はコイツです。
アワノメイガという蛾の幼虫です。
アワノメイガ成虫がおしべや、葉に穴をあけて卵を産みつけ、孵化したイモ虫が、
おしべを食べつくし、茎に入り込み、茎を食べつくし、下に移動して、実を食べつくします。
対策としては、まめにイモ虫をほじって補殺しています。
小規模なら可能ですが、栽培面積が広いと、限界がありますね。
実の被害を抑えるために、ブドウの袋をかぶしてみました。
少しは効果がありましたが。茎から入り込んでくる虫を防ぐことができません。